2012/07/15

Excel2010の印刷時ページ設定について

エクセルを使って文書や資料を作成する事も多いと思います。
ペーパレス化が進み、エクセルで作成した資料はそのままPCで閲覧という方も多いと思いますが、受け取った資料や作成した表などを、いざ印刷使用と思ったときに、うまく印刷できなくて困ったことありませんか?

印刷時のページ設定ですが、ワードは文書を作成し始めるときに、用紙の設定等を決めてから作業に取り掛かるのが普通です。それに比べて、エクセルの場合は、表を作成し終え、印刷するときに設定を行います。

エクセルのページ設定は分かれば非常に簡単で強力ですので、ぜひマスターしてみてください。

たとえば次のような文書を作成したとしましょう。
印刷する場合は、メニューの【ファイル】から【印刷】を選択すると、ウィンドウ右側に印刷プレビューが表示されます。
印刷プレビューで確認したときに、用紙に入りきらない場合は、左側最下部にある「拡大縮小オプション」で【シートを1ページに印刷】を選択すると自動的に用紙に合わせて縮小してくれます。

印刷プレビューで確認してみましょう。

では逆に、用紙に対して小さすぎる文書の場合はどうでしょうか?
これも、【シートを1ページに印刷】で自動的に拡大してほしいところですが、残念ながら拡大印刷は手動となります。
その下にある【ページ設定】をクリックすると、ページ設定の詳細ウィンドウが表示されます。
「ページ」タブにある、「拡大縮小印刷」の【拡大/縮小】で、印刷プレビューで確認しながら、最適な大きさになるように%の数字を増やしていきましょう。

また、「余白」タブの下部にある、【ページ中央】にチェックを入れると、用紙の中央に印刷されるようになります。通常は【水平】方向のみチェックを入れておけば良いでしょう。

この印刷設定は、一度設定しておくと、ブック保存時に印刷設定も含めて保存されますので、再設定の必要はありません。また、印刷設定はシート毎の設定となることも注意しましょう。

エクセルの印刷設定、分かれば簡単ですから、便利に使ってくださいね。