2009/03/09

できる人が評価されるとは限らない(^_^;)

皆さんは、仕事できていますか?仕事できる人ですか?
そして、周りから「できる人」って評価されていますか?

パソコンを使う仕事は実にさまざまです。逆に言うとパソコンを使わない仕事は無いと言っても良いかもしれません。最近ではあらゆる分野においてパソコンが利用されています。そして、パソコンを使いこなせることは仕事ができる人と評価される事が多いでしょう。しかし、できる人が評価されるとは限らない場合もあるんですよ。

今、ここに二人のプログラマーのStaffがいると仮定して下さいね。
Aさんは、始業時間前に出社し、プログラムを見直しています。始業開始からバグレポートの対応で忙しそうに電話応対に大わらわです。参考書やリファレンスが机の上に山積みで、プリントアウトしたソースリストも一杯です。いつも忙しそうにしていて、残業することも多く、他の部署の人からは、仕事好きなんだと言われています。

Bさんは、フレックス制度を利用し、遅めの出社です。プロジェクトや新規開発の会議には良く顔を出しているようですが、残業をほとんどせず、定時で帰ります。しかし、仕事はちゃんとこなしているようです。

あなたは、AさんとBさんのどちらができる人と思いますか?そして、どちらが評価されていると思いますか?

端から見てもすごく頑張っていると見えるAさん、頑張ってる雰囲気で、上司の評価も良くなる可能性がありますよね。労働時間が多くなりますから、残業代も付くかもしれません。よって給料はBさんよりたくさんもらう可能性もあります。

それに比べて、Bさんは一見あまり熱心に仕事をしている風でもありません。しかし、彼が開発したプログラムはバグ発生率が少なく、新しいプロジェクトや新規開発案件もどんどんこなしています。しかし残業はほとんどしませんから、給料はAさんより少ないでしょう。

Aさんは、スキルが乏しいため、バグの発生率が多くなり、人件費も高くなっています。生産性の観点から言うと、会社にとってはあまり良い人材とは言えないでしょう。しかし、Bさんは、最小の人件費で仕事を確実にこなしてくれる人材です。会社としては必要な存在となるわけです。

あなたの周りには、上記のような二人がいませんか?そして、会社や周りの人の評価はいかがですか?もし、あなたが評価する人だったら、本当に正しく評価するスキルを持っていますか?

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