2009/07/12

ネットブックの可能性

ネットブックという言葉をご存じの方も多いでしょう。
パソコンショップでは5万円前後で販売されているモバイル重視の軽量パソコンの事で、モバイル通信とセットで1円販売されている機種もあります。

ネットブックは、文字通りインターネットに接続して、Webサイトを閲覧したり、メールの送受信が出来る程度の性能を持ったパソコンです。
画像処理等の負荷がかかる仕事には不向きですが、現状では、低価格と言う事もあり、ネットブックに各種アプリケーションをインストールして使用されている方も多いようです。

そんな中、GoogleがChrome OSの発表を行いました。Googleといえば、大手検索サイトですが、ネットでの様々なサービスを展開していて、動画サイトでおなじみのYouTubeもGoogleが提供しています。また、DoCoMoからはGoogle Phoneが発売され、このGoogle PhoneにはGoogleが開発した携帯向けOSが搭載になっていることから話題になっています。

Chrome OSは、軽量なOSでネットブックをターゲットにしています。Googleが提供している様々なネット上のコンテンツとOSがシームレスに統合されると予想され、ネットを通じてサーバーの処理能力を利用し、ネットブックの高機能化が実現するのではないかと予想されます。

パソコンのOSと言えば、一般的にはWindowsが利用されています。現在のバージョンはVistaですが、ネットブックには処理が重いため、ひとつ前のバージョンのXPがインストールされて販売されているのです。

10月には新しいWindowsのバージョンとなる、Windows7が発売されます。Windows Vistaの処理が重い部分を見直したOSとなりますので、少しは快適に動作する事が予想されますが、Googleの提供する様々なネットアプリケーションと親和性が期待できるChrome OSは2010年の注目となりそうです。

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