Adobeがソフトのパッケージ販売を廃止してダウンロード方式のみに移行するということです。
Adobeの広報担当者は「AdobeはCreative Cloudを通じてワールドクラスの革新を提供することに集中するため、Acrobat製品やCreative Suiteのパッケージ販売を廃止します。ソフトウェアのダウンロードはいずれもAdobe.comから可能であり、現在は顧客にこの事実を通知している最中です」とのこと。
また、Adobeから送られてきたメールによりますと、パッケージ販売のCreative Suiteの注文受付は2013年4月30日までとされているようです。
パッケージ販売が中止されるのはPhotoshopやIllustrator、InDesign、Acrobat、Flashなどを含めたAdobe Creative Suiteファミリーのソフトウェア全て。昨年Adobeは月額50ドルの課金でソフトウェアの使用が可能になるCreative Cloudを発表しましたが、ノートPCが増え、ハードディスクの使用が主流でなくなった現在において、このような動きは驚くべきものではないという意見が出ているようです。
日本でも月額5000円のサブスクリプション制を提供しているアドビですが、同様の対応になる可能性が高いと言えます。
現在、インターネット接続が当たり前のPC環境において、ソフトのオンライン販売は今後ますます加速すると言わざるを得ません。また、さらには、ソフトをインストールして利用する方式から、クラウド化が進み、インターネット経由でソフトを利用する形態になりつつあるでしょう。
スマートフォンやタブレットPCの普及といった要因もあり、PCを取り巻く環境が大きく変わりつつあるのかもしれませんね。Windows XPのサポート終了を迎え、新しいPCの利用方法をいかに身につけるかが、スキルアップのポイントかもしれません。
2013/03/14
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