2011/03/24

情報収集

3月11日に襲った大地震そして津波。
東北地方太平洋沖地震により亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆様、そのご家族の方々に対しまして、心よりお見舞い申し上げます。

今では、福島原子力発電所の放射能漏れの問題で、情報が錯綜しています。

被災地では、地震や津波の影響でライフラインが止まり、今まで災害時に強いと言われてきた携帯電話も広範囲の被災で、まったく情報が収集できなくなってしまった問題が指摘されています。
電気が復旧して、固定電話が復旧しても、未だに携帯電話が繋がらない地区が数多く存在しているのです。

テレビやラジオでも常に最新情報が発信されているようですが、ここにきて原子力発電所の報道には、真偽を疑う内容も見受けられます。
もちろん、限られた放送時間内で、客観的に事実を報道する責務がある訳ですし、膨大な情報から必要な情報を選択して、整理して報道されているのですから、その選択の仕方、整理方法によってニュアンスが微妙にずれてしまうことは仕方ないと思います。しかし、テレビやラジオの報道内容が全てだと思っている方の方が大多数だと思いますが、あなたはどう思われますか?

現在では、インターネットをベースとしたジャーナリスト活動をされている方が数多くいらっしゃいます。それぞれの方が、それぞれの取材や根拠を元に様々な情報を発信され、さらにTwitterやUstreamでライブ情報を発信されている方もいらっしゃいます。
そして、首相官邸で行われる会見、東京電力で行われる会見、原子力保安院で行われる会見をインターネットで中継して私たち一般人でもリアルタイムで見る事が出来るのです。

災害後、それらを閲覧して思うことは、実際、起こっている事実のわずかな情報が各種会見で発表され、その中のほんの少しの情報がテレビやラジオで報道されているという印象を受けました。

インターネット上には良い情報や悪い情報などありとあらゆる様々な情報が存在しています。そして、それらは良くも悪くも、だれでも比較的簡単に手に入れることが可能です。さらには、インターネットは悪影響を及ぼすとまで言われるほどです。
しかし、テレビやラジオの報道のみを鵜呑みにしていてはどうでしょうか?選択され、整理された分かりやすい情報ですが、それが全ての情報にはなり得ません。ましてや今回の様にあまりにも莫大な事象が進捗し、どれもが予断を許さない状況な訳ですから。

情報収集のツールとして、インターネットを有益に活用する為には、利用する私たちのスキルもある程度必要とされると思います。

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